水漬けパスタ、長時間浸すとグチャグチャに?モチモチ感をマスターしよう | 色々情報メモ

水漬けパスタ、長時間浸すとグチャグチャに?モチモチ感をマスターしよう

豆知識

ドライパスタを生パスタみたいに変える魔法のテク、水漬けパスタって試したことありますか?

「長く浸しすぎたらベチャベチャになっちゃう」って話、耳にすることがあります。

そこで気になるのが、一体どれくらいの時間、水に浸しておけばいいのかってことですよね。

実は、パスタの種類をちゃんと選べば、半日、水に浸しておいてもグチャグチャにはならないんです。

実際、長く浸したほうが、もちもち感が増して、味もぐんと良くなるんですよ!

美味しい水漬けパスタを作るには、時間だけじゃなくて、他にもちょっとしたコツが必要なんです。

この記事で、水漬けパスタを格別にする秘訣をシェアしますね。

水漬けパスタはなぜベタつくの?種類によって異なる結果!

水漬けパスタのブームが起こったのは、NHKの番組「ためしてガッテン」で紹介されたレシピがきっかけでした。

この番組で言われているのは、「指定された浸水時間を超えても、麺が過剰に水を吸ってしまうことはない」とのことです。

しかし、実際には長時間浸しても大丈夫なのか、疑問に思うこともありますよね?

調査したところ、パスタは水に浸けられても、自身の重量と同じ量の水しか吸収できない特性があるため、基本的に問題はないと判明しました。

さらに重要なのは、早ゆでタイプの麺は水漬けパスタに向いていないため、使わない方が良いとのこと。

また、1.3mm(ゆで時間4分)よりも細い麺は避けた方が無難です。

水漬けパスタの簡単レシピ

まずは、水漬けパスタの作り方をおさらいしましょう。

1. パスタを水に浸す

適当な容器にパスタを入れ、パスタが完全に水に浸かるようにしてください。バットがなくても、水が漏れなければどんな容器でも大丈夫です。

パスタが均等に水を吸収できるように、容器には横にして入れましょう。

2. 時間を置く

パスタをそのまま数時間水に漬けておきます。

パスタの太さに応じて以下の時間を目安にしてください。

  • 1.4mmは1時間以上
  • 1.7mmは1時間半以上
  • 1.9mmは2時間以上

パスタが柔らかくなり、色が白っぽく変われば準備完了です。

これはあくまでも最短の浸水時間ですが、もっと長くても大丈夫ですよ。

時間を超えてもパスタが伸びすぎたり、ダマになることはありません。

半日から1日程度、じっくりと水に漬けることで、そのもちもちとした食感をより一層楽しむことができます

ちなみに、水漬けパスタをするなら、1.8mm以上の太麺がおすすめです。

太麺はもちもち感があり、特にこってりクリームソースとの相性が抜群です。

3. 短時間で茹でる

沸騰したお湯で、水漬けしたパスタを茹でます。

このとき、漬けておいた水を一緒に使うと良いでしょう。

茹で時間はパスタの太さによりますが、大体1~3分でOK

パスタが透明感を帯びてくれば、茹で上がりです。

電子レンジを使う場合は、水漬けパスタとその水を耐熱容器に入れ、水が減っていたら足して、500Wで4~5分加熱します。お好みの柔らかさに調整してください。

レンジ使用なら、鍋を洗う手間も省けて、さらに時間短縮が可能ですね。

4. ソースと絡めて完成

最後にソースを手早く絡めて完成です。

この方法では、パスタに直接塩味がないため、ソースを濃いめにすることで全体の味のバランスを取るといいですよ。

この方法で、茹でたパスタとは異なるモチモチとした食感を楽しめますよ。

水漬けパスタの失敗を避ける!美味しくする3つのコツ

水漬けパスタが流行っていますが、その魅力は何と言っても、ゆで時間がたった1分で済むこと。

4時間以上水に漬けておけば、そのままでも調理可能です。

でも、美味しく作りたいなら、押さえておきたいポイントが3つあります。

  1. たっぷりの水でしっかり浸す
  2. 茹でるステップは省略しないこと
  3. 漬けた水を茹で時に活用すること

詳しくお話していきますね。

コツ1:パスタはたっぷりの水でしっかり浸す

パスタを水に漬けるときは、水がたっぷりある状態で漬けるのがポイントです。

パスタの3倍の量の水を準備しましょう。

漬け時間が短い場合は、茹でる過程で調整を行ってください。

コツ2:茹でるステップは省略しないこと

水漬けパスタで「失敗した」「まずかった」といわれることがありますが、多くは茹でずに作るケースです。

通常、パスタを茹でる際は多くの水と時間が必要ですが、水漬けパスタなら少量の水で短時間に済ませることができます。

少ない水で早く沸騰し、茹で時間も短いため、手間を感じずにすむのも大きなメリットです。

少し茹でるだけで、麺がしっとりもちもちに変わり、ソースとの絡みも良くなる効果が期待できます

コツ3:漬けた水を茹で時に活用する

水漬けパスタの水は捨てずに活用します

漬けた水にはデンプンが含まれているため、これを茹で水として使うと、パスタが乳化しやすくなり、ソースとよく絡みます。

茹でた後の水をソースに少しだけ加えると、味がグッと引き立ちます。

水漬けパスタの魅力

乾燥スパゲティを水に長時間漬けて、生パスタのようなもちもちした食感を再現する方法、それが「水漬けパスタ」です。

この方法の魅力は、乾麺が持つ水分をたっぷり吸収することにより、本来の生パスタと似た食感を得られる点にあります。

手軽に手に入る乾燥パスタを使って、まるで高級な生パスタのような味わいを楽しめるんですよ。

心配なのは、水に漬けておくとパスタが伸びてしまうことかもしれませんが、実際にはそのようなことはありません。

朝漬けておけば、ランチタイムにピッタリの料理がすぐにできあがりますし、仕事に出る前に漬けておいて帰宅後すぐに調理することも可能です。

さらに、水漬けしておくことで、実際の調理時間も大幅に短縮できるため、忙しい日の時短料理としても最適です。

ちょっとしたコツを掴めば、失敗知らずで簡単に美味しいパスタが作れます。

また、災害時には限られた設備でも調理が可能なため、非常に便利に使えるというメリットもあります。

水漬けパスタの冷凍保存方法

水漬けしたパスタは冷凍もできちゃうんです。

もし水漬けしたパスタが予想以上に多くなった場合は、冷凍保存してみてくださいね。それも一つの便利な方法です。

パスタをざるでよく水切りしてから、ラップでしっかり包んで冷凍庫へ。この方法なら、約1ヶ月間保存することができますよ。

使うときは、ラップを取り除き、凍ったままのパスタを沸騰したお湯で1分ほど茹でるだけ。これで、美味しく食べられます。

まとめ:水漬けパスタを成功させるポイント

この記事では、水漬けパスタの効果的な作り方について解説しました。

水漬けパスタは、適切なパスタの選択と水漬けの時間が重要で、特に1.4mm以上のパスタが推奨されています。

さらに、美味しい水漬けパスタを作るための重要なコツは次の3つです。

  1. たっぷりの水でしっかり浸す
  2. 茹でるステップは省略しないこと
  3. 漬けた水を茹で時に活用すること

水漬けパスタは、災害時にも役立つことから、多くのシチュエーションでの活用が期待されます。

これらのポイントを押さえて、ぜひ美味しい水漬けパスタを作ってみてくださいね。