コストコのエグゼクティブ会員は、いつでも自由に解約(またはダウングレード)が可能です。
でも、ちょっと待って!
解約するときには、いくつか知っておくべきコツがありますよ。
実は、間違ったタイミングで解約しちゃうと、たまったリワードや返金をもらい損ねてしまうことも…。
そうならないためにも、エグゼクティブ会員の解約方法と注意すべきポイント、その最適なタイミングについて、ここでしっかり解説します。
記事の情報を活用して、賢く解約しましょう。
コストコエクゼクティブ会員の解約方法について
コストコエクゼクティブ会員の解約は、有効期限内であればいつでも可能です。
ただし、ダウングレードを行った月から12ヶ月間は再アップグレードが制限されるため、この点には注意が必要です。
手続きは全国のコストコ倉庫店にあるメンバーシップカウンターで行うことができます。
オンラインでの手続きはできません。
解約を行う際に、直接店舗へ足を運ぶ必要があるのは少々手間かもしれませんね。
遠方からのアクセスを考慮すると、高速料金やガソリン代を含めた総コストと貯まったリワードを比較し、どのタイミングで解約するのが最もよいかを計画するとよいでしょう。
以下で、解約時の返金やリワードについてさらに詳しく説明しますね。
コストコエグゼクティブ会員の解約と返金について
コストコエグゼクティブ会員を解約する際、直近に支払った会員費が全額返金されることがあります。
これは、コストコが提供する年会費保証制度に基づくものです。
エグゼクティブ会員の解約は2種類
エグゼクティブ会員の解約には、大きく分けて二つの選択肢があります。
一つはエグゼクティブステータスのみを解約し、もう一つはコストコ会員自体を全解約する方法です。
1.エグゼクティブステータスのみの解約
- 一般会員として引き続き登録
- 返金額: 5,060円(アップグレード費用のみ返金)
2.全解約(コストコ退会)
- 完全にコストコ会員を解約
- 返金額: 合計9,900円(会員費4,840円とアップグレード費5,060円を合わせた額)
年会費保証制度の利用
コストコは、システムやサービス内容に満足できない場合、有効期限内に解約すれば年会費を全額返金する制度を設けています。
これにより、会員はリスクなくサービスを試すことができます。
返金を受けた場合、その金額は翌年の一般会員の費用に充てることも可能です。
実際には、通常の年会費が4,840円であるため、返金された金額からはお釣りが出ることになります。
ただし、エグゼクティブカードの有効期限を過ぎてしまうと、返金は受けられませんので、期限内に手続きを行うことが重要です。
コストコを退会しようと考えている方は、有効期限内であれば、解約時に全額返金されるため、年会費保証制度を有効活用しましょう。
エクゼクティブカードの有効期限について
エクゼクティブカードの有効期限は、コストコの会員更新日と一致します。
途中でエクゼクティブメンバーにアップグレードした場合でも、その有効期限は「コストコの更新月の末日」で設定されます。
例えば、8月10日に通常会員でコストコに入会した場合、その更新月は翌年の8月となり、その有効期限は8月末日に設定されます。
もし途中でエクゼクティブメンバーにアップグレードしても、有効期限は変わらず8月末日までとなり、会費は更新月までの月割りで計算されます。
中途加入時のエクゼクティブ会員解約と返金について
エクゼクティブ会員を解約する際の返金は、必ずしも5,060円全額ではありません。
中途からエクゼクティブ会員になった方は、更新日までの月割りで支払った額に基づき返金が行われます。
つまり、最初に支払った月割り額だけが返金されることになります。
残月数ごとの返金額一覧
- 12カ月: 5,060円
- 11カ月: 4,659円
- 10カ月: 4,235円
- 9カ月: 3,812円
- 8カ月: 3,388円
- 7カ月: 2,965円
- 6カ月: 2,541円
- 5カ月: 2,118円
- 4カ月: 1,694円
- 3カ月: 1,271円
- 2カ月以内に更新した場合: 5,060円(全額返金)
更新月前の2ヶ月以内にアップグレードした場合は、アップグレードと同時に更新も行うことなりますので、年会費全額が返金されます。
コストコエグゼクティブ会員の解約の目安と手順
解約を考えるべき基準
コストコのエグゼクティブ会員には、お買い物の2%がリワードとして還元されます。
エグゼクティブ会員の年会費の元をとるには、年間で約252,996円の買い物が必要です。
これが、もし自分の消費パターンと合わなければ、解約を検討する良い目安になります。
リワードの活用
エグゼクティブリワードは、解約前に全額使い切りましょう。
このリワードは、購入額の2%が還元されるという非常に魅力的な特典ですが、エグゼクティブ会員を解約すると、未使用のリワードは失効してしまいます。
リワードの使い方は簡単です。
買い物の際にレジで「エグゼクティブのリワードを使ってください」と伝えるだけです。
エグゼクティブリワードはコストコでの買い物でのみ使用可能ですので、解約する前には必ず全て使い切るようにしましょう。
また、更新日が近くなると、レジで更新を勧められることがあります。
「ダウングレードしたいので」などの理由で断りましょう。
解約手続き
解約を決めたら、メンバーシップカウンターで「エグゼクティブ会員を解約し、ダウングレードしたい」と伝えます。
エグゼクティブカードを返却すると、返金が行われます。
その後、新しい一般会員カードを作成し、ゴールドスターシップメンバーとして再スタートすることができます。
一般会員にも残らない予定なら、「退会したい」と伝えればでOKです。
退会の理由を聞かれますが、そんなに深掘りはされないので大丈夫ですよ。
本人確認がいりますので、免許証やマンナンバーカードなど、忘れずに持っていきましょう。
エクゼクティブ会員の解約のタイミングはいつがいい?
エクゼクティブ会員の解約は、リワードが付与された後の2月以降に行うのがお勧めです。
リワードは毎年1月1日〜12月31日までの購入に基づき、翌年の2月に付与されます。
このため、2月前に解約すると、前年のリワードが無効になってしまい、損をしてしまう可能性があります。
以下、エクゼクティブ会員の解約タイミングを状況別にご紹介します。
1月が更新月の方
リワードを最大限に活用したい場合、1月に会員を更新し、2月に付与されたリワードを使い切ってから解約を検討しましょう。
リワードが少ない場合には、リワードは捨てることになりますが、1月末までに解約してアップグレード費用を返金してもらうことも一つの選択肢です。
リワードの額と返金されるアップグレード費用を比較して、解約か更新かを判断すると良いでしょう。
更新月が1月以外の方
2月にリワードが付与された後、それを使い切り次第、更新月末までに解約してアップグレード会員費を返金してもらうと良いです。
このように、リワードの付与スケジュールと自分の会員更新月を考慮することで、エクゼクティブ会員の解約を上手に行うことができます。
コストコ エグゼクティブリワードの確認方法
エグゼクティブリワードは、毎年2月に付与され、そのお知らせはコストコの公式ホームページやメールを通じて行われます。
リワードの確認方法には主に二つの方法があります。
コストコ公式ホームページで確認する方法
コストコの公式ホームページからエグゼクティブリワードの確認が可能です。
確認するには、次の情報が必要です。
- コストコ会員番号
- プリペイドカード番号
- プリペイドカードのPIN番号
- 郵便番号
これらの情報を「エグゼクティブリワードの確認」ページ に入力することで、現在使えるリワードの額が表示されます。
コストコアプリで確認する方法
コストコアプリを利用すると、さらに手軽にリワードの確認ができます。
アプリは使いやすく、現在のリワード残高やリワードの失効日、次年度2月までの未使用リワードが一覧できます。
アプリを初めて使用する際はダウンロード後に登録が必要ですが、登録後はログインするだけで簡単に情報を確認できます。
スマートフォンでアプリにログインしたら、「マイコストコ」メニューを下にスクロールし、「エグゼクティブリワード」セクションからリワード情報を確認することができます。
コストコエグゼクティブ会員の賢い解約方法とタイミングのまとめ
コストコエグゼクティブ会員の解約は、計画的に行うことが重要です。
コストコエグゼクティブ会員の解約やダウングレードは、会員期限内に店舗へ行って行う必要があります。
これは少し面倒かもしれませんが、解約時には5,060円または9,900円が返金されます。
特にリワードが2月に付与されるため、その後に溜まったリワードを使い切ってから解約するのが最も賢い選択です。
解約を検討する際は、リワードの付与時期や返金金額を考慮して、自身の利用状況と経済的な利益を照らし合わせて最適な決断をすることが望まれます。
もし解約を考えているなら、賢く解約しましょう。