キャッシュレス決済が増えて、小銭を使う機会が減ってきた結果、気づいたら財布の中が小銭でいっぱいになっていることってありますよね。
こんな時、もしコンビニでサッと小銭を紙幣に変えられたら便利だと思いませんか?
でも、 実はこれが意外と難しいんです。
この記事では、実際にどのコンビニで小銭を紙幣に変えられるのか、そしてなぜセブンイレブンでは小銭の両替ができないのかを解説します。
さらに、コピー機やATMを使っての両替の可能性や、特定の条件下でコンビニで小銭を両替する方法もお教えします。
コンビニで小銭を紙幣に変えられる?
結論から言うと、コンビニで小銭を紙幣に直接変えるのは基本的には難しいです。
もしコンビニでいつでも両替できたら、とても便利ですよね。でも、残念ながらそれは難しいのが現状です。
ただし、例外もあります。
セルフレジを導入している店舗では、商品を購入する際に小銭を使い、紙幣としてお釣りをもらうことで、間接的に両替ができる場合があります。
この方法の詳細や注意点については、後ほどもう少し掘り下げて説明しますね。
セブンイレブンではなぜ小銭をお札に変えられないの?
セブンイレブンで小銭をお札に変えるのが難しいのには、主に三つの大きな理由があります。
安全のため
一番の理由は、安全対策です。
レジを開けるたびに、店は盗難や偽札、偽造硬貨のリスクにさらされます。
レジが開いていると、盗みのターゲットになりやすく、万が一偽札を受け取ってしまった場合、それがお客さんに渡ってしまうと問題が大きくなるんです。
釣銭を確保するため
次に、釣銭をしっかり確保するためです。
店舗によっては「千円札が不足しています」なんて張り紙を見かけることもあるでしょう。
釣銭が不足しないように、両替を控えています。
他の業務への影響を避けるため
最後に、他の業務への影響を最小限に抑えるためです。
コンビニは基本的に商品を売る場所で、両替を優先するよりも購入客の対応を優先したいんです。
さらに、忙しいときには特に、両替を待つ時間が他のお客さんの迷惑になることも。だから、両替の対応をすると、他の重要な業務が停止してしまうわけです。
ただ、例外として、店内で使う目的であれば、コピー機の使用などに限り、両替を受け付けてくれる店舗もあります。
また、商品購入時にお釣りで紙幣に変えてもらう方法なら、実質的に両替が可能です。この方法についてはまた後で詳しくお話ししますね。
コピー機やATMで紙幣や小銭の両替はできるの?
コピー機やATMを使って、小銭を大きなお札に変えることはできませんが、小銭を細かくする方法や大きなお札を小さな紙幣に変える方法は存在します。
何かの時に役立つかもしれませんね。詳しく見ていきましょう。
コピー機での支払い方法
多くのコンビニのコピー機は、硬貨をメインとして受け付けています。
例えば、何かをコピーして500円玉で支払うと、お釣りとして100円玉や50円玉に変えることができます。
ローソンやファミリーマートでは、千円札を使える場合もあり、千円札で支払って小銭をお釣りで受け取ることが可能です。
ただし、当然この方法では何かをコピーする必要があります。
ATMでの両替
一方、ATMでは、特にファミリーマートに設置されているイーネットATMを利用すると、1万円札を千円札に分けることが可能です。
この時、出金手続きで「一部両替」オプションを選べば、一万円分を千円札10枚で受け取ることができます。
ただし、ATMに十分な千円札が補充されていないときはこのサービスを利用できませんので、その点は注意が必要です。
コンビニでの小銭の両替方法って?
基本的には、コンビニで直接小銭をお札に変えるサービスはないんです。
でも、商品を購入する際に少し工夫をすれば、間接的に両替をすることはできます。
商品を購入して両替する
この方法では、購入時にお札や多めの小銭を出して、お釣りとして小銭をもらうことができます。
必ず何かを買う必要がありますが、基本的にこれなら両替を断られることはありません。
ただし、細かい小銭にはできても、小銭を大きなお札にする直接的な両替はできません。
セルフレジを利用する
セルフレジがある店舗では、普通のレジと同じように、購入時に多めの小銭を入れて、お釣りで必要なお札や小銭を受け取ることが可能です。
こちらも商品を買う必要があります。
ただし、セルフレジを使う際には注意が必要です。
大量の小銭の使用は避けたほうがいいですよ。
たとえば、大量の小銭を一度に入れると、機械がエラーを起こすことがあるので、そこは気をつけましょう。
また、他のお客さんに迷惑がかからないように、処理時間も考慮する必要があります。
小銭を紙幣に両替する確実な方法って?
小銭を紙幣に変えたいなら、銀行での両替が一番確実ですよ。
銀行では、コンビニと違って両替が普通の業務の一部になっているので、しっかり対応してもらえます。
銀行での小銭両替には大きく分けて2つの方法があります。
- 窓口で直接両替する
- 口座に入金してから再び引き出す
窓口で直接両替する場合、手数料がかかることが多いですが、確実です。ただし、窓口は平日の営業時間内に行く必要があります。
一方、自分の口座に入金後に引き出す方法なら、ATMを使えば手数料が無料の銀行も多いです。
ATMなら窓口より利用時間が長いので便利ですが、時間外手数料がかかることもあるので、それには注意が必要です。
まとめ コンビニでの両替は難しい
コンビニで小銭を紙幣に変えるのはなかなか難しいことがわかりましたね。
セブンイレブンをはじめとした多くのコンビニでは、以下のような理由で両替ができません。
- 防犯のため
- 釣銭の不足を避けるため
- 他の業務に影響を与えないため
ただし、商品を購入することを前提にしていれば、レジでの支払い時やセルフレジを使って小銭を紙幣にしたり、その逆の両替もある程度は可能です。
たくさんの小銭を一度に両替したい時は、やっぱり銀行での両替が一番確実です。
この記事が、次に両替が必要になった時の参考になれば幸いです。