かつて多くのユーザーに愛用されていた黒歴史クリーナーがサービスを終了し、その便利で手軽な使用感から多くの人に惜しまれています。
そこで今回は、過去のX(Twitter)の投稿を消去する新たな選択肢として、代替サービスを厳選してご紹介します。
過去に投稿したものを消去したいと思っているなら、ぜひこのタイミングでこれらのサービスをチェックしてみてください。
X(Twitter)投稿の消去におすすめの代替サービス6選
黒歴史クリーナーのサービス終了を受けて、代わりになるサービスを6つピックアップしました。
これらはほとんどが無料で利用でき、一部にはより高機能な有料プランもあります。
- ツイ消しくん
- TweetDelete
- TweeEraser
- TweetDeleter
- DeleteMultipleTweets
- TwitterArchivesEraser
各サービスの特徴を詳しく見て、あなたにピッタリのサービスを見つけてみてください。
ツイ消しくん
ツイ消しくんを使うことで、以下のメリットを享受できます。
- 全ての過去のツイートを削除することが可能です。
- いいねやリツイートの数に基づいてツイートを検索できます。
- 保持したいツイートは視覚的に確認しつつ、手動で選択することができます。
ただ、スマホ利用時には多少使いにくい点があります。
15分で50件のツイート削除が限界ですが、Twitterフィードをリフレッシュできます。
一度ツイートを削除すると戻せないので、使用には注意が必要です。
TweetDelete
TweetDeleteは、黒歴史クリーナーの良い代替品で、X(Twitter)の過去の投稿を一気に削除することができます。
使い方は簡単で、Twitterアカウントと連携後、削除したいポスト(ツイート)を選ぶか、一括で削除するだけです。
また、削除した後にポスト(ツイート)を保持する選択肢もあります。
無料で毎月100件の削除ができますが、有料プランではさらに多くの機能を利用できます。
外国製ですが日本語対応しているので安心して使えます。
いいねしたツイートを削除したい場合は、有料プランの検討もおすすめです。
TweeEraser
TweeEraserは、黒歴史クリーナーの代わりにおすすめされるツールです。
過去の削除したい特定のポスト(ツイート)を選択することが可能です。
また、一度に全てのポスト(ツイート)を削除することもできます。
このツールは使いやすく、非常に便利です。
英語のインターフェイスですが、使い方を一度覚えれば簡単にツイートを削除できます。
3200件以上のツイートも一括で削除でき、アカウントの整理に役立ちます。
TweetDeleter
TweetDeleterは、過去のツイートをきれいに整理したいときに便利なツールです。
操作はとてもシンプルで、自分のTwitterアカウントをリンクして、削除したいツイートを選ぶだけです。
ただし、無料プランでは一度に削除できるツイートの数に制限があり、最大100件までです。ツイート数が少ない方には特に便利です。
150万人以上のユーザーに利用され、これまでに10億以上のツイートを削除した実績があります。信頼性が高いツールですが、無料プランでは限定的な削除しかできない点がデメリットです。
Delete Multiple Tweets
Delete Multiple Tweetsは、Twitter上のツイートをスムーズに削除できるツールです。
ログインしてTwitterと連携するだけで、50件単位でツイートを削除できます。
使いやすく、Twitterの過去ツイートを整理するのに最適なツールです。
50件ごとに段階的に削除でき、オプションで、Select All the Tweets that are displayed を選択すると、画面に表示されたすべてのツイートを一度に削除できます。
TwitterArchivesEraser
TwitterArchivesEraserは、パソコン用アプリケーションで、3200件のツイートの削除が可能です。
多彩なフィルタリングオプションがあり、削除したいツイートや保持したいツイートを選択できます。
直感的な操作で、Twitterアカウントの整理に理想的です。
PCにダウンロードして使用するこのツールは、WindowsやMacに対応しており、アーカイブファイルの読み込みなど便利な機能も備えています。
黒歴史クリーナー代替サービスを使ってX(Twitter)の投稿を消去するメリット
X(Twitter)の投稿を代替クリーニングサービスで消去することには大きなメリットがあります。
メリット1:心の安らぎを得ることができる
メリット2:個人のイメージを良くすることができる
メリット3:誤解を防ぐことができる
メリット4:個人情報を守ることができる
過去に投稿した不適切な内容を削除することで、心理的なストレスを減らし、他人からの評価を改善し、コミュニケーションの質を向上させ、プライバシーを保護するのに役立ちます。
一つ一つ見ていきましょう。
メリット1:心の安らぎを得ることができる
以前の感情や思いつきで投稿したツイートを削除することで、それらがなかったかのように感じられ、心理的な安らぎを得られます。
これにより、過去の失敗や後悔に囚われず、気持ちを軽くすることができます。
メリット2:個人のイメージを良くすることができる
過去に投稿した不適切な内容は、他人に不快感を与えることがありますが、それらを削除することで、自身のイメージを一新し、より良い印象を持たれるようになります。
これは、人間関係や職場での信頼関係構築にもプラスに働きます。
メリット3:誤解を防ぐことができる
人は成長するにつれて考え方や価値観が変わります。
過去のツイートが現在の自分と異なる場合、それによって誤解が生じることがあります。
削除することで、現在の自分を正確に表現し、誤解を防ぐことができます。
メリット4:個人情報を守ることができる
過去のツイートには、思わぬ個人情報が含まれていることがあります。
これらが外部に漏れた場合、プライバシーの侵害や情報漏洩に繋がる恐れがあります。
適切にツイートを削除することで、これらのリスクを回避し、個人情報を守ることができます。
黒歴史クリーナー代替サービスを使ってポスト(ツイート)を消すデメリット
代替クリーニングサービスでツイートを消去する際には、以下のデメリットが考えられます。
デメリット1:証拠としての役割を失う
デメリット2:自分の成長の歴史が見えなくなる
これらを考慮し、不適切なツイートを消すかどうか判断する際には、注意深く考える必要があります。
特に、将来証拠として重要になる可能性があるツイートや、自己成長を振り返る上で価値のある内容を含む場合は、削除することの意味をよく考えるべきです。
デメリット1:証拠としての役割を失う
ツイートは、発言された時刻や日付が記録されており、特定の事件や議論への参加を証明する手段となり得ます。
例えば、あるイベントへの参加証明や、ある議論での立場を示すために、過去のツイートを引用することがあります。
しかし、これらのツイートを削除してしまうと、将来的にこれらの証拠を提示する機会を失ってしまいます。
デメリット2:自分の成長の歴史が見えなくなる
ツイートには、過去の自分の思考や感情が記録されています。
たとえ不適切だと感じるツイートであっても、時間を経てどのように変化してきたかを振り返ることができる貴重な資料です。
これらを削除してしまうと、過去の自分自身と比較することが難しくなり、自己成長を実感する機会を失うことになります。
自己反省や将来の方針を決定する上で、過去を振り返ることは非常に重要です。
削除を決定する前に、将来の後悔がないよう、慎重に検討してください。
黒歴史クリーナーの代替削除サービスを使う際の注意点
ツイート削除サービスは、不要なポスト(ツイート)を削除する際に大変役立つ便利なツールですが、使用する際にはいくつか留意すべき重要なポイントがあります。
- 一度削除したツイートは戻せない
- サービス連携の解除を忘れずに
一度削除したツイートは戻せない
ポスト(ツイート)を一度削除してしまうと、それを元に戻すことはできません。
削除することに不安がある場合、または将来的に参照したくなる可能性がある場合は、ツイートのアーカイブやダウンロード機能を利用して、大事なツイートをあらかじめ保存しておくことを推奨します。
先に紹介した黒歴史クリーナーの代替ツールの中では、TweetDeleteは、過去のツイートを念のために残しておくことができます。
サービス連携の解除を忘れずに
削除サービスとの連携をきちんと解除することも大切です。
連携した状態を放置しておくと、ツールがハッキングされることにより、アカウント情報が漏れる可能性、さらにはアカウントが乗っ取られる危険性があります。
これらのリスクは低いとはいえ、存在しないわけではありません。そのため、サービスを使用した後は、確実に連携を解除することをお忘れなく。
黒歴史クリーナー代替サービスでツイートが削除できないときの対応策
代替サービスを使用してもポスト(ツイート)が削除できない場合、以下の4つの対応策があります。
- X(Twitter)のアプリを最新版に更新する
- キャッシュを削除する
- Togetterの投稿を削除する
- 心理カウンセリングを検討する
各対応策を詳しく見ていきましょう。
X(Twitter)のアプリを最新版に更新する
ポスト(ツイート)が削除できない原因として、古いバージョンのX(Twitter)アプリを使用している可能性があります。
アプリを最新版に更新することで問題が解決することがあります。
キャッシュを削除する
X(Twitter)アプリやブラウザのキャッシュが原因で、削除したはずのツイートが依然として表示されることがあります。
キャッシュをクリアすることで、この問題を解決できます。
Togetterの投稿を削除する
X(Twitter)で削除したツイートがTogetterに残っている場合、Togetter上での投稿も削除する必要があります。
X(Twitter)だけでなく、Togetterでの削除も忘れずに行いましょう。
心理カウンセリングを検討する
ポスト(ツイート)の削除問題が精神的なストレスを引き起こしている場合は、心理カウンセリングを受けることを検討しましょう。
心理カウンセリングでは、ストレスや不安の軽減、プライバシー問題の解決策提供、コミュニケーションスキルの向上、さらに法的な問題がある場合は専門家への相談案内など、様々なサポートが提供されます。
X(Twitter)アカウントを完全に削除するという選択肢
X(Twitter)をもう使わないと決めた場合、アカウント自体を完全に削除するのも選択の一つです。
アカウントを停止申請後、30日間が経過すると、アカウントは完全に削除され、その間にあなたのツイートや@メンションなどのデータが全て消去されます。
しかし、実際にアカウントを削除する前に、以下の点をしっかりと確認し、慎重に進めましょう。
- アプリの削除だけではアカウントは消えない
- 検索エンジンの検索結果にはすぐには反映されない
- 同じユーザー名での再利用はすぐにはできない
- 停止後30日以内であればアカウントを復活させることができる
これらについて、詳しく見ていきましょう。
アプリの削除だけではアカウントは消えない
X(Twitter)アプリをアンインストールしても、アカウントデータは削除されません。
アカウントを完全に削除するためには、Twitterのウェブサイトを通じて削除手続きを完了させる必要があります。
検索エンジンのキャッシュにはすぐには反映されない
アカウントを削除しても、Googleなどの検索エンジンに残っている情報が直ちに消えるわけではありません。
インターネットから情報を完全に消去するには、追加で手続きを行う必要があるかもしれません。
同じユーザー名での再利用はすぐにはできない
アカウントを削除しても、同じユーザー名やメールアドレスで即座に新しいアカウントを作ることはできません。
最低でも30日間経って、アカウントが完全に削除されるまで再利用はできないので、再開する予定があるなら、削除する前にこれらを考慮してください。
30日以内であればアカウントを復活させることができる
アカウントを一度停止しても、30日の猶予期間内であればログインすることでアカウントを再び使用できます。
つまり、アカウントを停止しても情報は30日間残ります。完全削除されるまで待つ必要がありますので、この点を留意してください。
この期間内に、将来の利用可能性を考えておくと良いでしょう。
まとめ:X(Twitter)の投稿を消去するための黒歴史クリーナー代替サービス
2023年に黒歴史クリーナーがサービスを終了しましたが、その代わりとなる効果的な多くのツールがあります。
過去のツイートを消去することは、プライバシーを守り、自分のイメージを向上させるのに役立ちます。そのため、これらの代替サービスを活用することは大変有益です。
しかし、これらのサービスを使用する際には、メリットと潜在的なリスクをしっかり理解し、慎重に取り扱うことが重要です。
また、ツイートの削除にとどまらず、場合によってはTwitterアカウント自体を完全に削除する選択肢も考えてみる価値があるでしょう。