子どもの小学校入学は新たな生活の始まりで、期待と同時に親としては準備に頭を悩ませることも少なくありません。
入学に必要なさまざまなアイテムを揃えるのは、思った以上に時間がかかります。
事前に必要な用品をリストアップして、どこで購入するのが最もコスパがいいかを調べることで、直前の慌ただしさを避けられます。
この記事では、小学生の新しいスタートをスムーズで賢いものにするための情報を提供します。
- 小学校入学準備でコスパよく購入するための場所
- 必要な学用品の一覧
- 入学準備時に揃えておくと便利なアイテム
小学校入学準備:どこで買うのがコスパがいい?
お子様の小学校入学が近づくと、多くの学用品の準備が必要となります。
特に、どこでどのようにしてお得にこれらの学用品を購入するかは、多くの保護者にとって重要な関心事です。
この記事では、コストパフォーマンスが良く、お財布に優しい購入先をいくつか紹介します。
100円ショップで購入できる学用品
100円ショップでは、小学校で使う文房具を幅広く取り扱っています。
低価格ながら品質は十分保たれており、デザインも多様で魅力的です。価格が手頃なため、定期的な買い替えも簡単に行えます。
100円ショップで手に入る主な文房具は以下の通りです。
- 鉛筆
- 赤青鉛筆
- 下敷き
- 消しゴム
- セロテープ
- のり
- はさみ
- ノート
- 連絡帳
- 自由帳
- 粘土
- 赤白帽子
- ゼッケン
また、100円ショップでは、学年が上がってから必要になる絵具や書道用品、コンパス、三角定規なども扱っています。
絵の具やクーピー、クレヨンも単品で販売されているため、折れたときや無くなったときにも一本単位ですぐに追加で購入ができて便利です。
大型ショッピングセンターでの一括購入
全ての学用品を一か所で揃えたい場合は、大型ショッピングセンターの利用がおすすめです。
入学に必要なアイテムが豊富に揃っており、文房具だけでなく給食用品や体操服、手提げ袋、上靴など、学校生活に必要な様々な商品を一度に購入できます。
品揃えが多く、価格も比較的リーズナブルであるため、コストを抑えたい方にも適しています。
特にイオンやイトーヨーカドーでは、オリジナルの自由帳や学習帳を100円以下で提供しており、これは100円ショップの価格と比べても非常にお得です。
オンラインショッピングでの購入方法
自宅でスマホで完結するオンラインショッピングは、忙しい保護者にとって非常に便利な方法です。
文房具を始めとする様々な商品を、オンラインで簡単に、そしてお得に購入することができます。
オンラインショッピングの最大のメリットは、価格比較が容易にできること、実際の利用者のレビューを確認できること、そして何より自宅にいながらいつでも購入できることです。
特にAmazonや楽天市場の利用をおすすめします。
Amazonでは文房具などが安価に提供されており、Amazonプライム会員であれば、多くの商品を送料無料で、迅速に受け取ることが可能です。
急に必要になったアイテムでも、次の日には届くことが多いため、その便利さは格別です。
また、楽天市場では衣類や布小物も豊富に揃っており、こちらもコストパフォーマンスに優れています。
ショッピングをする際は、これらのサイトを活用して時間と費用を節約しましょう。
フリマアプリでの購入
布製品(給食用ナプキン、体操服袋、絵本バッグ)を求めている方には、フリマアプリもおすすめです。
特に手作りで個性的なアイテムを探しているが、自分で作るのが難しいと感じる時に便利です。
メルカリやラクマなどのプラットフォームで、お得にハンドメイド商品を見つけることが可能です。
また、中古品で構わない場合は、もっと安く手に入れることができます。
販売者が、買ったけど未使用で保管していたものや、数回しか使用していないものなど、まだ使える比較的きれいな状態のものが見つかることがあります。
定期的にチェックし、掘り出し物を見つけましょう。気に入った商品が見つかれば早めに手に入れることが大切です。
小学校での直接購入もあり
小学校で直接購入できるアイテムには、算数セット、お道具箱、連絡袋、粘土板などがあります。
兄弟などからのお下がりを使用することもできるため、購入は必須ではありませんが、入学説明会の際に業者が学校に来て、その場で購入できることが多いです。
ただし、支払いは通常現金であることが主です。
普段よく行くショッピングモールやオンラインショップのようにポイントを貯めることができず、値段も割高感があることも。
連絡袋や色鉛筆、はさみなど、お店を探せば見つかるものなので購入するか迷うところですが、価格差がそんなになければ、買いに行く時間や探す手間を考えると現場での購入がコストパフォーマンスに優れているかもしれません。
小学校入学準備はいつから始める?購入前に確認すべきポイント
小学校の入学準備はいつから始めたらいいのでしょうか?
学用品を購入する前に、いくつかの重要な点をチェックしておきましょう。
入学説明会後の購入が理想
入学準備については、入学説明会の後に行うのが良いでしょう。
小学校入学の典型的なスケジュールは以下のようになります。
- 10月頃:就学前の健康診断が行われます。
- 1月〜2月頃:新一年生の入学説明会が開催され、学用品の購入や新一年生の体験入学が行われます。
小学校の入学説明会は通常1月に行われます。この説明会で提供される情報に基づいて学用品を揃えることで、不必要な出費を防ぎます。
説明会では学校から具体的な指示や必要な物品について詳細が説明されるため、それに従って購入するのが効率的です。
学校によっては、文房具の種類や規格に特定の要求がある場合があります。
例えば、鉛筆の硬度(例:2B)や、キャラクター物や香り付き消しゴムの使用禁止、筆箱の形状に関する制限などです。
これらの詳細なルールを知らずに購入してしまうと、購入した物が使用できなくなることがあります。
無駄な支出を避けるためにも、入学説明会での情報を注意深く聞き、それに基づいて必要な物を選びましょう。
幼稚園・保育園での文房具を小学校でも再利用しよう
幼稚園や保育園で使用していた文房具の中には、小学校でもそのまま使えるものがたくさんあります。
たとえば、布製のバッグ(絵本バッグ、体操服袋、上履き袋、給食袋)や遠足用品(お弁当箱、水筒、リュック)、工作用品(のり、はさみ、粘土ケース、クレヨン)などが挙げられます。
これらのアイテムがまだ良好な状態で使える場合は、新しく購入する必要はありません。
再利用することは、経済的で環境にも優しい選択となります。
もし再利用について不明な点があれば、教師に相談して、その適切性を確認すると良いでしょう。
入学前に提供される文房具について
卒園祝いや入学祝いの際に、自治体や保護者会から文房具が提供されることがあります。
自治体や園から色鉛筆やノートを受け取ることができる場合もあるので、これらの情報を事前に確認すると良いでしょう。
入学用品を購入する際は、不必要な重複購入を避けるために、経験者からのアドバイスを参考にすることが有効です。
入学直前には商品の在庫が不足することもあるため、問題がなさそうなアイテムは早めに手に入れておくと安心です。
必ずしも急いで購入する必要はありませんが、計画的に準備を進めることが大切です。
「先に購入すべきもの」と「説明会後に購入すべきもの」を区別して検討しましょう。
小学校入学準備のための学用品リスト
公立小学校の入学に必要な学用品のリストを以下にまとめました。
学校や地域によって求められるアイテムは異なることがありますが、一般的なリストとして参考にしてください。
学校で配布、一括購入することが多いもの
- 教科書
- ノート
- 防災頭巾
- 連絡帳
- 防犯ブザー
- 黄色いランドセルカバー
- 道具箱
- 名札
- 算数セット
個別に準備が必要なもの
- ランドセル
- 上履きとその入れ物
- 通学用運動靴
- 筆箱(ハードタイプの指定があることも)
- 消しゴム
- 鉛筆(Bか2B)
- 赤鉛筆/赤青鉛筆
- 下敷き
- 色鉛筆
- セロテープ
- のり
- クレヨン
- 粘土と粘土板、入れ物
- はさみ
- 体操服と袋
- 赤白帽子
- 水筒
- 手提げ袋や図書袋(サイズ指定に注意)
- 雑巾
入学後に用意することがある持ち物
- 水着や水泳用品
- 鍵盤ハーモニカ
- 夏用の制服
- 長袖体操服
学校の規則に合わせた入学準備を
学校によっては使用が許可されているアイテムや禁止されているアイテムがありますので、入学説明会での指示に従って購入するのが最も確実です。
特に上履きや体操服などは、学校指定のものがある場合が多いので、購入を急がない方が良いでしょう。
先輩ママたちに情報を聞くことで、実際に必要とされるアイテムが何かを把握することができます。
小学校入学準備であったら便利なアイテム
子どもの入学準備で必須ではないものの、役立つグッズをいくつか紹介します。
名前入り鉛筆
鉛筆に一つ一つ名前を書く作業は大変です。
名前シールを貼るという手もありますが、細かい作業を省きたいときには、名前入り鉛筆がとても役立ちます。
普通の鉛筆よりはお値段が上がりますが、手間いらずでおすすめです。
濃い鉛筆用の消しゴム
どの消しゴムでも同じと思いがちですが、 実は違います。
特に消し方がまだ上手くない小学1年生や、消しゴムを遊び道具にしてしまう子供たちには、折れにくくて濃い鉛筆の跡もしっかり消せるタイプの消しゴムが重宝します。
文字を間違えた時に、きれいにスムーズに消せる消しゴムなら、子どもが一人で扱いやすくストレスが少ないです。
このタイプの消しゴムは減りにくく、コスパも非常に良いです。
消しカスクリーナー
学校で使うものではありませんが、消しゴムのカスを吸引して掃除してくれるクリーナーがあると便利です。机の上に散らばった消しカスを簡単にきれいにしてくれます。
子供用GPS
子供の安全を考慮して入学と同時にGPSを持たせるご家庭も増えています。
特に登下校時は、無事に学校に着いたか心配ですし、普段より帰って来る時間が遅いと気になります。
このデバイスのおかげで子供の居場所を常に把握でき、親としての安心感はもちろん、子供自身も安心して学校生活を送ることができます。
名前付けシールやスタンプ
名前を付けるためのシールやスタンプは、非常に便利で使い勝手が良いです。
シールは手軽に使える一方、スタンプは耐久性に優れ、長持ちします。
衣類や帽子、上履きなど、直接名前を入れる必要があるアイテムにはスタンプが便利です。
シールには布用のものもあり、布小物や服のタグに直接貼ることができて非常に便利です。洗濯しても剥がれることがありません。
黒い靴下などに名前を書く必要があるときなど、特に重宝します。
テプラ
入学の準備で必要な名前付けは、テプラが非常に便利です。
ファイルやノートに自由にテープの太さや文字の大きさを選んで貼ることができます。
テプラは名前だけでなく、様々な文字を簡単に入力できるため、家庭に一台あると非常に役立ちます。
折りたたみ傘やランドセル用レインコート
急な雨に対応するため、折りたたみ傘をランドセルに常備することをおすすめします。
特にスリムタイプの折りたたみ傘は、ランドセルに収納しても邪魔にならず、場所を取りません。
また、ランドセルまですっぽり入るレインコートは、傘がうまくさせない低学年の間に役立ちます。
キュートなスタンプ
小学校での宿題に親がサインする際、かわいいスタンプやハンコを使うと、子供のやる気が格段に上がります。
特に音読の宿題は毎日ある学校が多く、「みました」の文字入りや花丸の印のスタンプは活躍する場面が意外と多くあります。
先生方が人気のキャラクターのスタンプを使うこともあり、これが子供の学習意欲を高める助けとなります。
まとめ 【小学校入学準備】どこで買うのがコスパが良い?いつから準備する?購入先とあったら便利なグッズ紹介
小学校入学に必要な文房具を購入する場所はさまざまです。
100円ショップ、大型小売店、オンラインショップ、フリマアプリなど、選択肢は豊富にあります。
特に大型小売店では、入学準備品を一通り揃えることができる専用ブースが設けられていることが多く、非常に便利です。
購入の最適なタイミングは、学校の入学説明会が終わった後です。学校によっては特定の文房具に対する規定があるため、それに合わせて購入する必要があります。
また、保育園や幼稚園で使用していた文房具を小学校でも引き続き使用できることもあり、自治体や学校から文房具が提供されることもありますので、これらの情報も利用すると良いでしょう。
ただし、入学準備は予想以上に時間がかかることがあります。必要なアイテムを事前にリストアップし、説明会前にも購入可能なアイテムは早めに手に入れておくことをおすすめします。
特に名前シールや名前ハンコは、入学直前に需要が高まるため、早めの購入しておいても良いでしょう。
この情報が皆さんの入学準備に役立つことを願っています。